Change
the way Japan sleeps.
日本の睡眠の質を、変えていく。
眠活ヘッド整体 Dr.HEAD 代表・榎田あい/みんみん先生
激務のOL時代に極度の不眠に苦しんだ経験を原点に、業界未経験から 2020 年に眠活ヘッド整体「Dr.HEAD」を開業。「みんみん先生」として YouTube・SNS でブランドを築き、わずか数年で 9店舗展開・著書出版まで駆け上がった榎田あい氏に、コンセプト設計・集客・スタッフ育成の全戦略を聞いた。
READ THE STORYI'm Ai Enoda 榎田 あい/みんみん先生 — 株式会社ECLADIA 代表取締役
「自分と同じように眠れなくて苦しんでいる人を、
体と心から救いたい。」
激務のOL時代、極度の不眠と体調不良に苦しんでいた榎田氏。ヘッドマッサージを受けたことで劇的に体調が改善した実体験を原点に、業界未経験ながら 2020 年に眠活ヘッド整体「Dr.HEAD」を開業した。
常識にとらわれず、「施術中は寝させない・ロジックを説明する・宿題を出す」という真逆のアプローチで差別化。YouTube「みんみん先生」チャンネルでの視覚的インパクトある動画発信と、著書出版によるメディア化を武器に、数年で9店舗展開・スタッフ17名の規模まで駆け上がった。
- 眠活ヘッド整体 Dr.HEAD(新宿本店 · 直営&FC 全 9店舗展開)
- 2020年 開業、直営店スタッフ 17名 の規模へ
- YouTube「みんみん先生」チャンネル運営
- 著書『ぐっすり眠れる頭蓋骨はがし』(主婦と生活社)
My Path 榎田あいの歩いた道
激務、不眠、体調不良 ── 原点となった苦しみ
一般的な会社員として働いていた頃、極度の不眠と体調不良に悩まされた日々。眠れない、疲れが取れない、パフォーマンスが上がらない──後の Dr.HEAD が向き合うすべての課題を、当事者として経験していた時期。
たった一度の施術で、体が変わった。
ある日受けたヘッドマッサージの施術で、劇的に体調が改善する体験。「同じように苦しんでいる人を救えるかもしれない」──その瞬間、次のキャリアが決まった。
業界未経験からのスタート ─ 常識にとらわれない開業
業界未経験のまま新宿・西新宿で「眠活ヘッド整体 Dr.HEAD」を開業。「未経験だからこそ、既存の常識にとらわれない発想ができる」──フラットな顧客目線で、「お客様が本当に求めている変化」を追求する店づくりを開始。
目の前の一人に、感動体験を。
ホットペッパー・Web広告で流入を作りつつ、それ以上に大切にしたのは「目の前のお客様への感動体験の提供」。なぜ頭蓋骨を緩めるのか、なぜ睡眠が変わるのか──徹底的に説明することで、「ここに行けば本当に悩みが解決する」という熱量の高いリアルな口コミが育っていった。
視覚的インパクト × ロジック解説の両立
YouTube「みんみん先生」チャンネル始動。「頭蓋骨剥がし」「首折り」といった視覚的インパクトのある施術動画で強い興味関心を作り、同時に「なぜ効くのか」のロジック解説で信頼感を担保。エンタメと納得感の両輪で、事前予約の入る集客システムを構築した。
『ぐっすり眠れる頭蓋骨はがし』全国書店へ
主婦と生活社から著書『ぐっすり眠れる頭蓋骨はがし: 日常の"ながら"で頭をもむだけ』を出版。全国書店・Amazonでの発売により、みんみん先生としてのメディア露出が確立。広告費だけに依存しない集客の仕組みと、FC展開への強力な推進力が生まれた。
直営 & FC で 全国9店舗ネットワークへ
新宿本店をはじめ、直営・フランチャイズで9店舗を展開。直営店スタッフは 17名 の規模に。マニュアル化・研修制度の構築で、施術の再現性と説明ロジックを平準化しながら、ブランドを広げている。
日本の睡眠の質と量を、増やす。
店舗経営にとどまらず、セルフケアの普及、コンサルティング、プロダクト開発など、睡眠と健康を軸としたマルチ事業展開へ。「日本の睡眠の質と量を増やし、社会貢献する」ミッションは、まだ始まったばかり。
Conversations インタビュー本編
The Beginning 激務OLの不眠から、開業への決意
店舗を開業しようと思ったきっかけを教えてください。
自身が激務のOL時代に極度の不眠や体調不良に悩み、ヘッドマッサージの施術を受けたことで劇的に改善したという実体験が原点です。「自分と同じように、眠れなくて苦しんでいる人の体と心を救いたい」という強い想いから『眠活ヘッド整体 Dr.HEAD』を立ち上げました。
開業前のご経験は。
業界未経験(一般的な会社員・OL)からのスタートです。未経験だからこそ、既存のサロン業界の「常識」にとらわれず、「お客様が本当に求めている成果・変化とは何か?」をフラットな視点と顧客目線で追求することができました。
Awareness by Logic 説明とロジックが、リアルな口コミを育てた
オープン当初はどのようにお客様を集めましたか。
知人への声掛け、ホットペッパービューティー、Web広告を中心としながらも、何よりも「一度来てくださった目の前のお客様に感動体験を提供すること」に集中しました。
最初にうまくいった集客方法は。
最初からSNSで一気に拡散したわけではなく、「他店との明確な違い(なぜ頭蓋骨を緩めるのか、なぜ睡眠が変わるのか)」を徹底的に説明し、セルフケアの重要性を伝え、お客様に納得感を持っていただくカウンセリングを行ったことです。結果として「ここに行けば本当に悩みが解決する」という熱量の高いリアルな口コミが生まれ、紹介や新規リピートの土台ができました。
Anti-Convention 「寝させない施術」という真逆のアプローチ
「人が集まる店舗」に共通する要素は何だと思いますか。
「ベネフィット(お客様が得られる未来)の明確化」と「圧倒的な再現性・結果」です。単に「気持ちいいマッサージをする場所」ではなく、「ここに行くと自分の睡眠の質が変わり、日常のパフォーマンスが上がる」という明確な理由と変化を提供できている店舗に、人は集まります。
逆に「人が来ない店舗」の特徴は。
「リラクゼーションサロン」「整体」という広い枠組みの中で「何が強みなのか」が曖昧な店舗や、「気持ちよさ(施術者の自己満足)」ばかりを追求し、お客様の課題(悩み)の根本解決に向き合えていない店舗です。
コンセプトはどのように決めましたか。
市場にある多くのドライヘッドスパが「施術中に寝落ちさせる癒やし」を提供しているのに対し、Dr.HEAD は「睡眠の悩みを根本から解消する眠活整体」という真逆のアプローチを取りました。あえて「施術中は寝させないでロジックを説明する」という独自コンセプトを設計し、競合との差別化を図りました。
ターゲットは、「仕事で脳疲労や首肩コリが限界に達し、熟睡できずに悩んでいるが、マッサージに行ってもその場しのぎで終わってしまう人」という、お悩みが深く切実な方に設定しました。
Impact & Logic YouTube 戦略 ─ 驚きとロジックの両立
主な集客チャネルを教えてください。
3つの柱で集客しています。
- YouTube(SNS/動画メディア)
- ホットペッパービューティー / Web検索・MEO(Googleマップ)
- 口コミ・紹介・書籍等メディア
特に効果があった集客施策は。
YouTube を活用したコンテンツマーケティング(施術・インパクト動画の発信)です。施術の劇的な変化や「頭蓋骨剥がし・首折り」といった視覚的インパクトのある動画を発信することで、「自分もこんなに痛いのか?」と疑問を持たせ、「ここに行ってみたい!」という強い興味関心を事前に構築した状態でご予約いただけるようになりました。
SNS 運用で意識していることは。
視聴者(お客様)に「エンタメとしてのインパクト」と「ロジック(なぜ効くのかの納得感)」を両立して伝えることです。「こんな施術見たことない!」という驚きで目を引きつつ、睡眠の仕組みに基づいた解説を添えることで信頼感を担保しています。
反応が良いのは、施術中のビフォーアフターの変化が分かりやすい動画や、首筋・頭蓋骨へのアプローチで大きなリアクションが生まれるインパクトのある施術動画。また、「自宅でできるズボラセルフケア」など、誰でも実践できるノウハウ動画も高い反応を得ています。
Beyond Technique 技術+説明+アフターケア = 商品
リピートしていただくために工夫していることは。
2つの軸を大切にしています。
- 施術中の丁寧な解説(ロジックの共有):今どこがどんな状態で、なぜこの施術をするのかを伝え、ご自身の体への理解を深めてもらう
- 「宿題(セルフケア)」の伝授:帰宅後も日常動作と組み合わせられる簡単なセルフケアを提案。お客様と一緒に健康を作る姿勢で強い信頼関係を築く
リピーターが多い理由は、「施術直後だけでなく、帰宅後の睡眠の質や日常のラクさが継続する」という圧倒的な施術効果の実感と、親身に寄り添うスタッフのカウンセリング・接客力です。
メニュー・価格の考え方を教えてください。
あれこれメニューを増やさず、「頭蓋骨剥がし+首折り+全身ほぐし」という、悩みの根本に短時間でアプローチできる看板メニューに特化しています。
価格は割引合戦に巻き込まれない適正〜高価格帯(価値重視)の設定。かっさ等のツールを活用してオールハンドでの手技よりも早い効果実感を出すことで施術効率を高めつつ、お一人おひとりに提供する価値(睡眠の質の改善、パフォーマンス向上)を最大限高める価格設定としています。
サロン・美容業界にも通じる差別化のポイントは。
「技術=商品」ではなく、「技術+説明(ロジック)+アフターケア=商品」と捉えることです。ただ技術を提供するだけでなく、「なぜそれを行うのか」をお客様が納得できるように伝え、日常のケアまでデザインすることが強いファン作りに繋がります。
共通する考え方は「競合サロンとのポジショニングのズレを作ること」。全員に好かれようとせず、「誰のどんな悩みを解決するのか」を研ぎ澄ますことこそが、集客に困らない店舗づくりの本質です。
やってよかった施策・失敗した施策を教えてください。
やってよかったのは、YouTube等の動画メディアへの本気投球と、著書出版によるメディア化(ブランディング)です。「みんみん先生」としてのメディア露出が確立したことで、広告費だけに依存しない集客の仕組みと、FC 展開への強力な推進力が生まれました。
失敗したのは、初期におけるスタッフ間の「技術や説明ロジックの平準化」の難しさ。個人の感覚に頼った施術や説明ではお客様の納得感に差が出てしまうため、マニュアル化や研修制度の構築に力を入れるきっかけとなりました。
What I Value 大切にしていること
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ベネフィットを、明確化する。
「気持ちいい」ではなく「日常のパフォーマンスが変わる」──お客様が得られる未来を、明確に約束する。曖昧な強みでは、人は集まらない。
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技術+説明+アフターケア=商品。
施術単体は商品ではない。なぜ効くのかのロジック、帰宅後のセルフケアまで含めて「一つの体験」をデザインする。これがファン作りの本質。
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競合とのポジショニングを、ズラす。
みんなに好かれようとしない。「誰のどんな悩みを解決するのか」を研ぎ澄まし、切実な悩みを持つ一人に深く突き刺す。
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寝させないで、ロジックを共有する。
施術中こそ、お客様が自分の体を理解する最大の機会。「今どこがどう変わっているか」を伝え続けることで、圧倒的な納得感が生まれる。
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広告に依存しない、メディア化を。
YouTube、著書、SNS──自らがメディアになることで、広告費以上の推進力が生まれる。集客の主導権を、外部プラットフォームに預けない。
Start
with your own story.
業界経験や専門知識が最初はなくても、「お客様の悩みを本気で解決したい」という想いと、それを形にするアイデアがあれば店舗は作れます。
集客の課題は「発信量」ではなく「コンセプトと見せ方」にあることがほとんど。「自店はお客様にどんな変化や未来を提供できるのか?」を改めて言語化し、たった一人に深く突き刺さるメッセージを発信してみてください。
